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台風5号も過ぎていきましたが、各地に災害の爪跡を残していきました。
台風の発生率、大型化・・・・本当に温暖化は由々しき問題です。
文明を享受している現在ですと、なかなかその生活スタイルを捨てることは難しいと思います。
何かよい方法はあるのでしょうか?
自分にはインフラを整備する位の事しか思いつきません。
ちょっと身の丈をこえた発言をしてしまう。土曜日担当のギーマンです。
今回も前回に引き続き、菊の話をしようとおもいます。
菊と言うと・・・・イメージするのは、白・黄色:赤の大輪種か、スプレー咲きの小菊を想像する事が多いと思います。自分の中では、大輪種をおもいだします。
花きの世界ですと、前回もお話いましたがお盆・彼岸に需要が集中します。
今回のお盆も、需要に対し供給が追いつなかったので、菊不足になり高値になってしまいまいました。
しかし、過去と比べると海外輸入量を増やしているみたいなので、高値と言ってもこれは蘭ですか? という価格にはなってはいません。
国内において、何故菊類の流通量が一番多い理由として挙げられるのは、菊がまず通年で生産できるようになったのが一番大きかったのではと勝手に思っています。
愛知県を例に出しますと、基本的に菊類は秋に咲く花ですので、愛知において本来春・夏には存在しない訳です。
愛知といえば、電照菊というのがあります。菊は日が短くなると花芽をつける習性がありますので、光をあてる事ににより花芽をつける時期をコントロールし通年で生産できるようになりました。
決して開花させる為に光をあてている訳はありません。
また、長野県等の高冷地で生産されている品種を、暖地の愛知県でも生産できるように努力し、通年で同一地域で生産できるようになったそうです。
同一地域のおいて、通年で生産できるようになると価格の面で上下動が減ります。リレーで生産地を繋ぎますと、どうしても短いスパンで生産地が移動しますので、生産量の谷間が起きてしまい価格の上下動が激しくなり品質も上下します。生産地の生産量が多いほど価格に対する力は強くなると考えられます。
そのような背景もあり菊類が生産量が一番になっていったのではないでしょうか?
仏事に使用されるという事も背景にあるとは思いますが、最初から菊でなくてはならなかった訳ではなかったはずです。
その菊も、菊離れが始まり今後は何にかわっていくのでしょうか?
菊にもいろいろな品種が生産されています
次回からは、それを少し紹介してみたいと思います。
アナスタシア グリーン
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ギーマンでした。