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先日花智ホームページ企画の取材を兼ね、世田谷花き・郷古様のご紹介・ご同行で、みなみ信州・伊那の森谷様のバラ園の見学に伺いました。
東京から中央道で西に向かい、山梨県を抜け、諏訪湖の先で進路を南にかえると伊那の地があります。
伊那の地は、南アルプスと中央アルプスに挟まれた風光明媚な谷あいの地でありますが、当日はあいにくの雨で日本アルプスが薄っすらと見える感じでしたのが少し残念ではありました。又当日は、秋桜祭りという事で、これでもかと言うほどに秋桜が咲き乱れておりました。秋桜は、日本各地で生産されておりますが、わたくし個人といたしましては、信州=秋桜のイメージが強いですね⁈
多分、あずさ2号で有名な狩人の「こすもす街道」という歌がありまして、そのイメージが刷り込まれているからではないのでしょうか?
現代社会に於いて、イメージ戦略(深層意識への刷り込み)というのが氾濫・もてはやらせておりますが、悪い方向に左右されますと大変な事になり、凄く自己中心的な考えの方向に傾いてしまいますので、わたくしも肝に銘じておかなければならないと思っております。
一番大事のは、芯を持つという事だと思いますがもっと大事なのは本物を知りぶれないという事なのではないでしょうか?
という事で本物を生産している森谷様のバラ園にお伺いいたしました。
森谷様の目の前の駅にて、「鉄道員」高倉健風のイメージ
森谷様のバラ園は、2世代夫婦で経営生産されていバラ園で、とても暖かみのあるご家族でした。その事がとてもバラの品質に反映されているなと感じました。又ひとりひとりが責任をもってハウスを受け持つスタイルで、ひとりひとりの個性がバラ達にも反映されている印象も受けました。
森谷様のバラ園においては、ほとんどロックウールを使用し栽培しておりました。ロックウールを最初に使用導入した際は、いろいろご苦労があったそうです。ほとんど土で栽培され時期でしたので世間から、ちょっと邪道扱いされた時期もあったそうです。土で栽培した方が確かにすごく上等な品物が作れる事があるそうです。ですが化学の力を借りた方が安定的によい品物が作れるそうです。いろいろな考え方もありますが、私個人としては凄く納得の行く考え方でした。
花智の主力品種ひとつ スィートアバランシェ+
私たち花智的な花屋としては、今日はホームラン、明日は三振では困ってしまいますので、安定的にヒット(良い品物)を提供していただける生産者様は非常にありがたくもあり、非常に頼もしいい存在でもあります。できるかぎり今後も長くお付き合いして行きたいと思っています。
今回はこの位にして、つづきはホームページのいい夫婦の日の特集につなげたいと思います。
お楽しみに!
森谷様から頂いた 青いバラ
森谷様、郷古様本当にありがとうございました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ギーマンでした。