みなさん、こんにちは。

今週も専務ブログにお付き合いください。

植物も春を待って、これから芽を出し始める準備を整えている頃かと思います。

そんな植物たちにとっては

発芽するために必要な条件というものがあります。

それは、

水分

空気

適度な温度

と習ったと思います。

しかし野生植物の多くは、この三つの条件がそろっても芽を出さないようです。

たとえば、

暖かな春に芽を出し、

夏に成長して、

秋に種を残して枯れていく植物がいるとします。

この植物たちは、秋から冬の時期にも春のように暖かくなる日があることを知っています。

時には桜の狂い咲きのように、

春を待たずに花を咲かせてしまうこともありますが、

その場所に生息している同じ種類の植物たちの

すべてが芽を出したり、

花を咲かせる

といったいったことはありません。

もし一斉に芽を出してしまい、

暖かさのあとの寒さで、

すべて枯れてしまったらその種類は絶滅してしまいます。

だから、どんなに条件がそろっても一斉には芽を出さないのだそうです。

春に芽を出す植物たちの多くは、

冬の寒さを経験すると眠りから目覚める仕組みをもっています。

冬の寒さのあとにやってくる暖かさが

本当の春であることを知っているのだそうです。

植物の生育の仕組みには必ず生き残っていくための本能が宿っているのですね！

春が待ち遠しいですが、

その時期が来るのが今から楽しみです。

今週も最後まで読んでいただきましてありがとうございました😊